中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)がストップ(10.0%)高、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が6.3%高、通信機器・IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が5.0%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が3.3%高で取引を終えた。上海韋爾半導体の代表は、主席が主催した座談会に出席している・ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」が2.3%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
証券株もしっかり。信達証券(601059/SH)が6.9%、中国銀河証券(601881/SH)が3.8%、中国国際金融(601995/SH)が3.4%、首創証券(601136/SH)が1.9%、中信証券(600030/SH)が1.6%ずつ上昇した。消費関連株、不動産株、医薬株、インフラ関連株、素材株なども買われている。
半面、石炭・石油株はさえない。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.70ポイント(0.64%)高の265.56ポイント、深センB株指数が6.74ポイント(0.55%)高の1223.95ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)