様子見ムードが漂う流れ。
一方、今年の経済成長率目標「5.0%前後」達成のため、中国当局は景気対策を強化するとの観測が広まっている。市場関係者の間からは、年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの声も聞かれた。相場の下支え要因として意識されている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、医薬の下げが目立つ。昭衍新薬(603127/SH)が4.8%安、浙江華海薬業(600521/SH)が4.0%安、薬明康徳(603259/SH)が2.7%安、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.6%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.3%安で引けた。
産金・非鉄株も安い。中金黄金(600489/SH)が5.2%、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.1%、山東黄金(600547/SH)が3.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.9%、江西銅業(600362/SH)が3.3%、中国アルミ(601600/SH)が3.1%ずつ下落した。
半面、銀行株は高い。中国工商銀行(601398/SH)と招商銀行(600036/SH)がそろって2.9%、興業銀行(601166/SH)が2.8%、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.4%、中国農業銀行(601288/SH)が1.7%ずつ上昇した。公益株、保険株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.03ポイント(0.40%)安の259.69ポイント、深センB株指数が9.21ポイント(0.70%)安の1306.80ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











