本土株安が嫌気される流れ。中国当局の信用取引規制などが響き、16日の本土市場では主要指数の上海総合指数が4日続落している。また、米中通商対立の警戒感が続いていることも逆風だ。そのほか、中国指標を見極めたいとするスタンスも様子見ムードを強めさせている。中国では来週19日に12月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、2025年のGDP成長率が発表される予定。また、実質的な政策金利となる1月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は20日に公表される。
ただ、直近で公表された中国指標は良好だ。15日発表された金融統計では、人民元建て新規融資額とマネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びが予想を上回っている。それより先、14日に報告された貿易統計でも、米ドル建ての輸出と輸入が予想を大幅に上回り前月から改善した。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が5.4%安、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が4.8%安、コンテナ海運大手の東方海外(316/HK)が3.6%安と下げが目立った。
セクター別では、海運が安い。
中国の証券もさえない。中信証券(6030/HK)が2.0%安、第一上海投資(227/HK))が1.8%安、招商証券(6099/HK)が1.3%安、華泰証券(6886/HK)が1.2%安で引けた。
中国不動産セクターも売られる。碧桂園HD(2007/HK)が5.0%安、広州富力地産(2777/HK)が3.7%安、万科企業(2202/HK)が2.2%安、融創中国HD(1918/HK)が1.7%安と値を下げた。
半面、スマートドライブの関連銘柄は高い。自動運転システムの文遠知行(800/HK)が3.8%、小馬智行(ポニーAI:2026/HK)が1.8%、ライダー(LiDAR)の禾賽科技(2525/HK)が6.6%、速騰聚創科技(2498/HK)が2.1%ずつ上昇した。
トラックやエンジン、商用車部品などの自動車関連も物色される。慶鈴汽車(1122/HK)が4.9%高、中国重汽(3808/HK)が2.1%高、イ柴動力(2338/HK)が4.8%高、重慶機電(2722/HK)が6.3%高と値を上げた。
本土マーケットは4日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.10%安の4149.41ポイントで前場の取引を終了した。エネルギーが安い。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











