商品市況高が相場を支える流れ。26日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)でアルミや銅など主要な非鉄金属の先物が上昇しているほか、金先物価格が連日で史上最高値を更新。23日のNY市場では、WTI原油先物が2.9%高と急反発している。また、本土株の続伸も買い安心感につながった。
ただ、上値は限定的。米国の覇権主義が警戒されている。トランプ米大統領は24日、カナダが中国と合意した関税引き下げを実行に移した場合、米国はカナダからの輸入品に100%の高率関税を課すと表明した。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が5.0%高、香港不動産デベロッパー大手の新鴻基地産発展(16/HK)が4.8%高、石油生産大手の中国海洋石油(883/HK)が4.3%高と上げが目立った。
セクター別では、産金・非鉄が高い。紫金鉱業集団のほか、中国黄金国際資源(2099/HK)が7.3%、霊宝黄金(3330/HK)が3.8%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が6.4%、江西銅業(358/HK)と中国アルミ(2600/HK)がそろって3.7%ずつ上昇した。洛陽モリブデンについては、ブラジル金鉱の買収完了も支援材料。同社によると、短期間で投資回収が可能で、収益に貢献する見通しという。
石油関連セクターもしっかり。中国海洋石油のほか、中海油田服務(2883/HK)が4.8%高、中国石油天然気(857/HK)が3.7%高、中国石油化工(386/HK)が2.5%高で前場取引を終えた。
中国の保険・証券セクターも物色される。新華人寿保険(1336/HK)が4.2%高、中国人寿保険(2628/HK)と中国平安保険(2318/HK)がそろって2.2%高、広発証券(1776/HK)が4.0%高、華泰証券(6886/HK)が2.1%高、中信証券(6030/HK)が1.3%高と値を上げた。
半面、半導体セクターは安い。兆易創新科技集団(3986/HK)が4.6%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)と上海壁仞科技(6082/HK)がそろって3.5%、蘇州納芯微電子(2676/HK)が3.4%ずつ下落した。
新興電気自動車(EV)セクターもさえない。小鵬汽車(9868/HK)と蔚来集団(9866/HK)がそろって4.0%安、浙江零ホウ科技(9863/HK)が2.3%安で引けた。半導体や新興EVなどの下げが響き、ハンセン科技(テック)指数は1.3%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。
本土マーケットは4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.12%高の4141.01ポイントで前場の取引を終了した。エネルギーが高い。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











