3日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比51.99ポイント(1.29%)高の4067.74ポイントと3日ぶりに反発した。
 押し目買いが優勢となる流れ。
上海総合指数は前日まで大幅続落し、約1カ月ぶりの安値を付けていた。また、中国の景気懸念がくすぶる中、当局の景気支援スタンスも改めて意識されている。市場関係者の間には、春節連休(2月15~23日)前に金融緩和が発表されるとの観測も広がった。そのほか、外国為替市場で対米ドルの人民元高が進んでいることも買い安心感につながっている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、軍需・宇宙産業の上げが目立つ。航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が7.2%高、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が6.1%高、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)と軍用電子機器の中国船舶重工集団海洋防務与信息対抗(中国海防:600764/SH)
がそろって5.1%高、航空宇宙・防衛電子製品の中航航空電子系統(600372/SH)が4.6%高、衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)が3.3%高で取引を終えた。
 自動車株も高い。北汽福田汽車(600166/SH)が4.2%、賽力斯集団(601127/SH)が2.8%、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が2.4%、上海汽車集団(600104/SH)が1.5%ずつ上昇した。
 不動産株もしっかり。保利発展控股集団(600048/SH)が2.6%高、新城控股集団(601155/SH)が2.4%高、中華企業(600675/SH)が2.1%高、緑地HD(600606/SH)が1.3%高で引けた。素材株、ハイテク株、インフラ建設株、消費関連株、医薬株、運輸株なども買われている。
 半面、銀行株は安い。
中国銀行(601988/SH)が2.6%、中信銀行(601998/SH)が2.0%、中国工商銀行(601398/SH)が1.9%、中国農業銀行(601288/SH)が1.8%、中国建設銀行(601939/SH)が1.6%ずつ下落した。エネルギー株、証券株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.58ポイント(1.38%)高の263.11ポイント、深センB株指数が5.89ポイント(0.48%)高の1232.77ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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