27日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比24.64ポイント(0.63%)高の3913.72ポイントと反発した。
 投資家心理がやや上向く流れ。
中国景気の過度な減速懸念が後退した。寄り付き直後に公表された1~2月の中国工業企業利益は、前年同期比で15.2%増加。3カ月ぶりにプラス成長を回復した昨年12月の5.3%増から伸びが加速している。また、トランプ米大統領の訪中日程が決まったことや、年内に満期を迎える定期預金の証券市場流入期待なども引き続き相場の下支え要因となった。中東情勢の不透明感やインフレ高進の警戒感などで売り先行したものの、指数は程なくプラス圏に浮上している。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、医薬の上げが目立つ。昭衍新薬(603127/SH)と江蘇聯環薬業(600513/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、高江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が6.9%高、浙江華海薬業(600521/SH)が5.9%高、甘李薬業(603087/SH)と天士力医薬集団(600535/SH)がそろって5.5%高で引けた。
 消費関連の銘柄も高い。食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が7.4%、冷凍食品の安井食品集団(603345/SH)が3.5%、機能性飲料の東鵬飲料(605499/SH)が2.9%、酒造の舍得酒業(600702/SH)が2.8%、宝飾品の老鳳祥(600612/SH)が1.8%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.4%ずつ上昇した。自動車株、素材株、不動産株、ハイテク株、証券株、空運株なども買われている。
 半面、発電株は安い。中節能風力発電(601016/SH)が7.2%、華電国際電力(600027/SH)が4.3%、国電電力発展(600795/SH)が1.8%、楽山電力(600644/SH)が1.7%、国投電力(600886/SH)が1.6%ずつ下落した。
銀行・保険株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.19ポイント(0.84%)高の263.81ポイント、深センB株指数が4.77ポイント(0.40%)高の1201.29ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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