福建省沙埔鎮で道路の脇に山積みされているカキの殻から強烈な悪臭が立ち込めている他、ハエが大量発生するなど衛生状況が悪化し、波紋が広がっている。22日付で海峡都市報が伝えた。


 カキの殻は約150メートルにわたって放置されている。ある男性が買い付けたもので、カモの養殖農家に転売するという。放置されて約3カ月が経過したが殻から悪臭が立ち込めており、近所の住宅では窓を開けられない状態が続いている。

 更にハエも大量発生し、衛生状況が懸念されている。中には「数日前に殺虫剤を購入したがもう使い切ってしまった」と述べる人もいる。同紙記者が現地へ取材に訪れた際も、机の上に置かれたハエ取り紙がわずか5分で一杯になってしまった。

 こうした事態を受けて現地の行政当局がカキの殻を所有している男性と交渉。近く全ての殻を別の場所に移すことが決定した。(編集担当:麻田雄二)

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