中間法人・日本動画協会と経済産業省は16―18日に東京・秋葉原UDXで開催する日本のアニメ作品の二次利用推進のための見本市「ジャパン・アニメコラボ・マーケット2008」で、中国での二次利用ビジネスをテーマにしたシンポジウムを行う。

 シンポジウムは日本貿易振興機構(JETRO)が企画するもので、上海文広新聞伝播集団・アニメチャンネルの王磊氏がテレビ放映以外でのビジネスの可能性について、広州芸洲人文化伝播有限公司の周湛文氏が中国での正規版DVDのビジネスについて紹介。
また、上海豪徳広告有限公司の兪増徳社長が中国の映像配信サイトの最新情報を中心に報告する予定だ。

 中国では現在、日本製を含む海外のアニメについて、テレビ放映向けの輸入を厳しく規制しているため、テレビ放送以外での展開の方法を考える。

 開催は17日午前10時半からUDXシアターにて。参加無料だが、同見本市の公式ウェブサイトで事前登録が必要だ。(編集担当:恩田有紀)

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