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もともと中国では、女性の肌を人前で露出することに強い抵抗感があった。
下着もファッションの対象とは認識されておらず、着心地がよく保温力があれば、消費者は満足していた。「見ばえ」は裸体と結びつくので心理的抵抗があり、1980年代までは店頭で下着をマネキン人形に着せて展示することもなかったという。
状況が変化したのは、90年代に本格化した、外国の下着メーカーの中国進出がきっかけだった。トリンプやワコールなど、世界的に評価されているブランドが中国市場を重視し、ファッション性の追求により、下着は「心の満足」も得られる商品とアピールした。
2000年を過ぎると、下着ファッションーも盛んに開催されるようになった。当初はまゆをひそめる年配者も多かったというが、現在では「市民権」を得た。
ただし、「下着ファッションショー」は一方で、タブー視されていた「性の問題の露出」の引き金のひとつになった。「下着」がファッションの一部として認知される一方で、「性の露出」は、「生殖文化祭」やさまざまなイベントでのボディー・ペインティング実演の流行など、さらにエスカレートしている。そのため、「問題は性の問題を露出することではなく、商品化していること」との意見も出た。(編集担当:如月隼人)
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