第2回ワールド・ベースボール・クラシックWBC)で準優勝した韓国野球代表チームが、25日午後11時、仁川国際空港に降り立ち帰国した。深夜にもかかわらず、空港ロビーには家族や大勢のファンがあふれ、一行を笑顔で出迎えた。


 なかでも注目が集まったのは、WBCの表彰式では唯一銀メダルを首に掛けなかった、イ・ヨンギュ(起亜タイガース)。その写真は韓国内の野球ファンのブログでも話題を呼び多数取り上げられている。

 韓国のブログ「greatkite」では、韓国内で話題になっている彼のもう一つの写真の存在に触れ「ヘルメットが壊れるほどの苦しい状況の時でも、最後までベースを離さなかったイ・ヨンギュ。全国民に大きい感動を与えてくれたWBCは終わったが、いつまでも彼のこの写真には心を揺さぶられる」と述べた。

 また、イ・ヨンギュ自身も帰国後、韓国spotTVのインタビューで 「悔しくて不快だったので、銀メダルをかけなかった」とその理由を答えた。(編集担当:李信恵・山口幸治)
 
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