李元受刑者が実際に服役したのは、判決より短い約3年間だった。同元受刑者は逮捕後にウイルス削除プログラムを作り、謝罪文も発表しており、改悛(かいしゅん)が認められたとみられる。
李元受刑者は「人生のうち、もっとも貴重な青春の3年間を失ってしまった。もうウイルスは作らない。夢は、アンチ・ウイルス関係の仕事をすることだ」などと語った。実際には、中国のインターネットやソフト関連企業10社以上がすでに、李元受刑者に就職を呼びかけ、トップが面会した企業もある。
「お祈りパンダ」は2006年11月から07年3月にかけ、中国国内のパソコン数百万台が感染。インターネットなどを通じて、海外でも被害が出た。同ウイルスにはオンラインゲームなどのパスワードを盗み取る機能もあり、李元受刑者などグループ4人は転売などで計20万元を得たという。
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◆解説◆
欧米では、ウイルスを作成して広めたなどで服役した人間を、ソフトやインターネット企業が採用する場合が多い。社会的責任は「清算済み」と考え、技術力を評価するからという。
李俊元受刑者の場合、技術力については諸説があり、就職の成否については流動的だ。(編集担当:如月隼人)
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