マントウやお粥が一般的な朝食である中国で、電球を朝ごはんに食べる男性が中国新聞網など中国国内メディアによって伝えられた。

 この男性は、四川省に住む54歳の王賢君さん。
買ってきたばかりの電球を取り出し、それを木の棒で砕く。それを手でつまんで口の中に放り込み、水と一緒に流し込む。これが王さん流の食べ方のようだ。王さんが電球を食べ始めたのは12歳の時だという。ある日、王少年は魚の骨を飲み込んでしまった。しかし、痛くないどころか何となく快感になってしまい、ガラスの破片を食べるようになったのだそうだ。こうして王さんは電球を食べ続け、42年の間に約1500個の電球を食べてきたという。

 毎日必ず食べるというわけではなく、食べる時も多くて1個という「たしなむ程度」に電球を味わう王さん。たしなむ、とはいえモノがモノだけに家族は不思議に思うとともに常に体のことを心配しているそうだ。しかし、王さんの体はいたって健康で、病院の検査を受けても何の異常も見つからないとのことだ。(編集担当:柳川俊之)

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