巨乳症を発症した女の子の両胸の重さは、自分の体重の20%にあたる8キログラムもあり、女の子は他人からの視線が気になり、学校に通うこともできなくなってしまった。また、貧しい農家であるために治療費を払うこともできず、女の子が巨乳症を発症して以来、家庭からは笑い声が絶えてしまったという。
記事によると、29日に病院側からの申し出を受けた女の子は当初、治療を受けることに難色を示したが、一家の説得によって治療を承諾、翌30日に入院が決定した。女の子の家族は、「ようやく希望を見いだすことができそうだ」と喜びを語る一方で、無料での治療を申し出た病院側に「この恩は一生忘れない」と感謝の言葉を述べた。
初歩的な検査の結果、女の子の病状は過度な発育が原因であり、乳がんなどの確率は低いという。ホルモン分泌をつかさどる脳下垂体などの検査を経たうえで、問題が見つからなければ手術が行われる予定だ。
担当の医師は、「手術が成功すれば、8キログラムの両胸は600グラムまで小さくなる」としながらも、授乳機能は失われてしまうと述べた。女の子は「手術が成功したら学校に通って勉強したい」と期待を語った。(編集担当:畠山栄)
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