広東省広州市でも1月に地下鉄内で男女20人がズボンを脱ぎ、話題になった。「低炭素生活アピールのため」と主張して、地下鉄車内でズボンを脱ぐ行為は、米ニューヨークで始まったとされる。
チャイナネットは「車内脱衣」を、「多くの乗客にセクシーな肉体をさらすことのほか、何がある」と批判する記事を掲載。環境問題を訴える意味合いがあったことは認めたが、「肉体をさらして人目をひきつけただけ。“肉体を売る”行為と、さして違いはない」と厳しく断じた。地下鉄車内では、ズボンを脱いだ美女を見ようと乗客が殺到したという。
同件を論じたブログも、多く発表された。鄭大仕(ハンドルネーム)さんは、「実につまらない行為」、「幼稚」と、ズボンを脱いだ女性を厳しく批判。「車内でズボンを脱いだ女子大学生の写真を撮った人間もくだらなければ、脱いだ人間はもっとくだらない」、「体がほてってでもいたのだろうか」と論じ、「よいことをしているとアピールしたいなら、恵まれない児童や高齢者の施設に行って、手伝いでもしろ。そうしたら、みんなが手放しで称賛する」と記した。
同ブログに寄せられたコメントも、女子大学生の「脱衣」を批判する意見が多い。
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