■「成龍(ジャッキー・チェン)」写真特集
南方都市報の報道によると、ジャッキーが運営する「北京成龍慈善基金会」公式サイトで発表されている、四川大地震への寄付金の一部の使途が不明とのこと。
この件について北京成龍慈善基金会スタッフは、「この慈善基金会は四川地震後の2008年7月、被災者たちを助ける義援金を集める目的で設立されました。500万元の行方ですが、基金会の設立前に準備した金額であったため、使途を公表しませんでした。実際は被災地の再建費用として使っています」とコメント。「義援金の使途が明確にならない時に公表すると“何もやっていないのに、注目を集めたいだけ”と言われ、善意ある行動をひそかに行うと“悪いことを企んでいるので公表しない”と批判される。時間を割いてチャリティー活動に励み自腹で寄付をする芸能人は多いが、なにかと中傷されると気持ちが冷めてしまう」とメディアの取り上げ方を疑問視する発言も残した。
今後ほかの団体と共同で、被災地の再建プロジェクトを進めているという北京成龍慈善基金会。「現在準備中で発表できる段階ではない」と述べ、今後も被災地の復興を援助していく姿勢であることを強調している。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
【関連記事・情報】
・【華流】香港芸能界仲間も反ジャッキー・チェン「香港人に謝れ」(2010/09/02)
・フィスブックに「反ジャッキー・チェン」まで、ジャッキーが陳謝(2010/08/30)
・第1回世界格闘技大会が北京で開幕、13種目106カ国・地域が参加(2010/08/30)
・フィリピンバス乗っ取り事件、ジャッキー擁護発言にファンら激怒(2010/08/27)
・【韓流】ジャッキー・チェン、「韓国も貧しかったし、私も貧しかった」(2010/08/25)