中国・広西チワン族自治区柳州市警察は26日深夜、「売春を行っている者がいる」との通報を受けた。「現場」と告げられた公園を確認すると「営業中」の3組がいたので、その場で全員身柄を拘束した。
女性の「姿」をしていた1人はハイヒールを脱いで逃走。警察官が1キロメートルほど追跡して、ようやく取り押さえた。中国新聞社が報じた。

 警察の調べで、男性を相手に売春を行っていたのは、全員が男性であることが分かった。年齢は36-41歳だった。いずれも、臨時工として柳州市にやって来て、金ほしさに26日、公園で「売春の営業」をしたという。

 うち2人が、相手の男性に性別を見抜かれ、“料金”の30元を返却させられた。その後、別の男性を相手にしていたが、男であることは気づかれなかったという。1人は、1度も男と気づかれなかった。

 相手を男性と気づかぬまま警察に捕まった“客”は真実を知らされ、「心から後悔した」という。警察は6人全員を売春取締法違反で処罰する方針だ。(編集担当:如月隼人)

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