世界でもっとも高い観覧車が1日から広州市に登場した。世界初となる横型の観覧車は、高さ450メートルの広州タワーの最上部の展望台に設置されている。
中国国際放送局が報じた。

 観覧車には16個の「水晶」と呼ばれる丸型のゴンドラが設置され、1つのゴンドラには4人から6人乗車でき、一度に最大96人まで利用できる。乗車時間は20分間だ。

 広州タワーの最上部はだ円形になっており、観覧車の設計を担当したデザイナーは15.5度に傾斜した鋼鉄製レールを設置。16個のゴンドラは一般的な観覧車のようにぶら下がるように取り付けられるのではなくレールの上に置かれ、タワーの先端部分を中心に水平旋回する。

 現在、観覧車はテスト運転期間中で、毎日の午後5時から10時まで一般開放されており、10月の国慶節の大型連休期間に正式にオープンする予定だ。(編集担当:村山健二)

【関連記事・情報】
四川の遊園地「修理中」と、中国、模倣ガンダムの顔隠す(2010/12/20)
パクリ騒動の本家、北京の「石景山遊楽園」は変わっていなかった!(2010/05/03)
検証・石景山遊楽園:春風のメリー・クリスマス!(2008/05/12)
「独創」と主張、中国の遊園地に模倣ガンダム?(2010/12/18)
「日本こそパクリ先進国だ」…遊園地問題で中国が反論(2010/12/16)
編集部おすすめ