■「成龍(ジャッキー・チェン)」写真特集
実際に起こった資産家誘拐事件を描いたサスペンス作品、『新ポリス・ストーリー(原題:重案組/1993年公開作品)』を、20年前に台湾で撮影したジャッキー。台湾のアカデミー賞こと金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞した作品だけに、思い入れが深い。今回の『十二生肖』は出演101作目にあたり、「最後のアクション映画になる」と宣言しており力を入れて撮影に取り組んでいるという。
台東の漁港などで、共演者の韓国俳優クォン・サンウらと早朝から撮影に励んでいるジャッキー。そばには台湾出身の妻・林鳳嬌(ジョアン・リン)が寄り添い、内助の功を発揮している。元女優で現在はジャッキーの会社の責任者をつとめるジョアンは、90億台湾ドル(約234億円)を超えるとされるジャッキーの資産を管理。現場に顔を出すことはめったにないが、今回は故郷・台湾での撮影だからかスタッフとおしゃべりしたり、ジャッキーと一緒にランチタイムを過ごすなど楽しいムード作りに貢献している。
和気あいあいと撮影が続いている『十二生肖』。ジャッキーファンを始め、台湾の人々が完成を心待ちにしている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)