多忙なアンディの台湾滞在は6時間ほどだったというが、配給会社や映画館の社長を接待し、ホスト役に回った。「この作品で僕はプロデューサーという立場でもありますが、もう1人のプロデューサーから映画公開までの流れを学びました。そこで初めて、食事会を設定するなどの接待についても教わりましたが、得意ではないと気づきました。話しべたな面があり、赤ワインが飲めないんです。接待よりも現場や制作過程の計画が向いている人間です」と苦笑したアンディ。監督を始めとしたスタッフからは、裏方としても主演男優としても「できた人」と性格の良さを褒められ、さらに評判をあげた。
30年以上も「できた人、いい人」イメージを維持しているのが現実だが、「いい人でいるのが仮面だったらつらいと思います。でも幸い、僕は元々こんな性格で疲れながら演じている訳ではありません。会社や家で怒ることが多いのですが、撮影現場で怒鳴ったこともあります」とエピソードを語り出したアンディ。『ゴールデンスパイ(原題:天機:富春山居図)』という作品の照明担当数人が、仕事もせず携帯電話をいじってばかりいた。その時は電話を片付けて仕事をしろと、怒りました。彼らにとって僕は、いい人ではないと思う」など明かした。
大スターでありながら気遣いを忘れず、また仕事をしないスタッフをしっかり指導するアンディ。「仕事に臨む時は常に全力でいます」と宣言しており、その真っ直ぐな姿勢が人気獲得にもつながっていそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
【関連記事】
【華流】ジェイ・チョウ、映画館を貸切り仲間の監督デビューを祝福
【華流】五月天、オノ・ヨーコと対面し感激!「イマジン」歌う
【華流】ジェイ・チョウ、科学クイズ番組に参加者として出演!
【華流】ジャッキー・チェン高額ギャラ指摘を否定、映画は成績重視
【華流】台湾歌手収入番付、トップはショウ・ルオで21億円!