中国メディア・中国新聞網は2日、スイスの保険会社がこのほど616都市を対象に実施した都市リスク審査で、日本の東京・横浜地区が世界で最も危険な地域となったことを伝えた。

 記事は、スイス・リー社が世界616都市について、地震、台風、竜巻、水害、津波などが及ぼす自然災害リスクについて審査を行い、世界で危険な都市トップ10を選んだと紹介。
太平洋プレートの西側に位置する日本では370万人が地震、津波、洪水、暴風雨のリスクにさらされており、なかでも東京・横浜地域が世界でもっとも危険な地域とされたことを伝えた。

 また、昨年の超大型台風や土砂崩れに加え、地震が頻発しているフィリピンの首都マニラが2位に入った。また、地域の40%が海面より低い位置にあり、地盤が弱いインドネシアの首都ジャカルタも5位に入った。

 トップ10には3位以下、中国の珠江デルタ地帯、大阪・神戸地域、名古屋、インドのコルカタ、中国の上海、アメリカのロサンゼルス、イランのテヘランが入り、アジアの都市が大半を占めた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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