「恥辱の記録」・・・Ｗ杯アジア勢の「ＧＬ全滅」は１６年ぶり＝香港メディア (2014年6月28日)

「恥辱の記録」・・・Ｗ杯アジア勢の「ＧＬ全滅」は１６年ぶり＝香港メディア

2014年06月28日(土)15:39

　２０１４ＦＩＦＡワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会は２６日（日本時間２７日）にグループリーグ（ＧＬ）が終了し、決勝トーナメントに進出する１６チームが決定した。

　決勝トーナメント進出の可能性が残されていた韓国代表はベルギー代表に０－１で敗れ、アジアからの出場国はすべてＧＬで敗退となった。

香港メディアの鳳凰網は２７日、「アジアの代表国がグループリーグで全滅するのは１６年ぶり」と報じた。

　アジア代表国のうち、グループＢのオーストラリア代表は３戦全敗でグループリーグ敗退。また、グループＣの日本代表は２敗１分で敗退が決まった。記事は「優勝を目指すと豪語していた日本代表のパフォーマンスには本当に失望させられた」とし、１勝もできずに敗退したと報じた。

　また、グループＦのイラン代表も２敗１分でグループリーグで敗退した。グループリーグ３戦目では、初めてＷ杯に出場したボスニア・ヘルツェゴビナに３－１で破れたイランだが、同試合でブラジル大会初のゴールを決め、記事は「同大会でゴール数ゼロという失態は何とか避けることができた」と報じた。

　さらにグループＨの韓国代表について、記事は「アジアに喜びをもたらすことはできなかった」とし、「韓国がベルギー戦でアジアにもたらしたのは恥辱だった」と論じた。その理由としてベルギー代表がレッドカードで１人少ない１０人でプレーしていたためで、「４５分間も１人多い状況で戦っていたにもかかわらず、韓国は逆にゴールを決められた」と報じた。

　記事は今大会におけるアジア勢の戦いを総括し、「１２戦９敗３分ですべてのアジア代表国がグループリーグで敗退した」、「アジアのサッカーチームにとって極めて大きな恥辱だ」などと論じた。また、アジア代表国がグループリーグで敗退したのはフランスＷ杯以来だとし、１６年ぶりの恥辱の記録であると主張した。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

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