香港メディアの大公網は4日、朝鮮日報の報道として、「近年の日本では“日本人は世界でもっとも優秀”、“日本は世界でもっとも尊敬されている国”といった自画自賛があふれている」と主張、日本人の謙虚さという美徳が急速に失われつつあると論じた。

 記事は、「日本では謙虚な態度であることが最高の美徳とされており、こうした謙虚さは日本が世界から尊敬される重要な要素だった」とする一方、最近の日本では各メディアなどで「自画自賛があふれている」と論じた。


 続けて、近年、日本では反韓・反中の書籍に続き、「日本人に生まれて、まあ良かった」、「だから日本は世界から尊敬される」、「日本はイギリスより50年進んでいる」といった「自画自賛」の書籍が相次いで出版されていると伝え、「こうした書籍では日本の優れた点を強調しているが、根拠のない内容も多く含まれている」と主張した。

 さらに、テレビなどで外国人に日本の良さを語らせる番組が多く存在することを挙げ、「日本がいかに暮らしやすい国なのかを強調している」と指摘した。

 さらに記事は、日本で「自画自賛」の報道や出版物が相次いでいることについて、朝鮮日報が「中国や韓国の追い上げに対する焦りの現れ」と報じたことを伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は大公網の4日付報道の画面キャプチャ)


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