記事は、近ごろ「少子化によって西暦2750年に韓国は消滅する」との報道が流れたことを紹介。
そのうえで筆者は、自身も子どもを持たない女性として「議論が起こるたびに、通勤時に遭遇する働くママのことを想起してしまう」とした。出勤前に託児所に子どもを連れて行くために髪の毛を乾かす時間さえない「ママ」の様子を見て、子どもは欲しいがこのような母親になれる自信はないという心境を吐露した。
記事は、現在の韓国の女性は「出産を拒否する無言のストライキを実施しているのだ」とし、「この問題を解決する方法は、個人の力によって見つけられるものではない」と論じた。
また、世の女性が望んでいるのは「国に子どもを養ってほしいということではなく、国が知恵を結集させ、生命の喜びが父母の負担にならないような方法を探し出してほしいという小さな願い」であるとした。
さらに、そのほとんどが専業主婦の母親に育てられた現在の妊婦は、生まれてくる子どもに対して「自分はお母さんのようにわが子の面倒を見ることができない」という慚愧の念を抱いているとも論じた。
そして、「なんで韓国の女性は子どもを生まないのだ」と責めたてるのではなく、現在の女性は「母親としての資格」に押しつぶされそうになっていることを理解してほしいと訴えかけた。(編集担当:今関忠馬)
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