成龍ジャッキー・チェン)が、自伝「成龍:還沒長大就老了」を出版する。家族について述べたページがあり、妻と息子についてはもちろんのこと、愛人との間にできた非嫡出子の娘・呉卓林さんについても書き記しており、出版後は大きな話題になりそうだ。


 台湾メディアの中国時報によると、「僕は素晴らしい人生を過ごしている。でも自分自身なのか映画で演じた人物なのか、本当の自分は誰なのか?」などと戸惑う心境をつづっているとのことだ。また1999年、愛人関係にあった女優の呉綺莉(エレイン・ン)が娘を出産した当時、妻の林鳳嬌(ジョアン・リン)と離婚を考えたと赤裸々な告白も載せた。

 「妻に電話したが、何と説明したらいいのか分からなかった。納得させる方法はなく、詫びて片付く問題でもない。大きな過ちを犯したので、離婚するしかないと思った」ジャッキーだったが、最終的にはジョアンが家庭を守るためにジャッキーを許した、など述べている。

 中国版ツイッターこと微博にジャッキーは、「この自伝に過去数十年の喜怒哀樂を書きました」などと書き込み、発言が誤解されるケースがあるので自分の言葉で伝えたい気持ちで、一冊の本にまとめたと明かした。「この本を見て真実の僕を知ってほしい」とファンに呼びかけている。

 61歳の誕生日を迎える4月7日に、本書を発売するジャッキー。1998年に発売した自伝「I AM JACKIE CHAN―僕はジャッキー・チェン 初めて語られる香港帝王の素顔」には書けなかった内容を伝えるため、改めて自分の生きざまを振り返ったようだ。(編集担当:饒波貴子)(写真は「CNSPHOTO」提供、2013年6月撮影)


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