2015年1月に結婚した、台湾の人気女優・隋棠(ソニア・スイ)。相手は交際中の一般男性だったが、米ラスベガスで婚姻届を提出し電撃結婚と騒がれた。
その後5月に妊娠中であることを発表したが、撮影を続けていたためソニアの体調が心配された。台湾の今日新聞網(NOWnews)によると、「撮影の真っ最中だったソニアは、転倒するシーンを演じた。共演者の鄭元暢(ジョセフ・チェン)らは、後で妊娠を知って驚いた」とのことだ。

 ソニアとジョセフの撮影は2月にドイツで行われた、映画『柏林童話』という作品だった。ソニアは自分の妊娠に気付いていたそうだが誰にも話しておらず、秘密のままにしていた。恋人役のソニアとジョセフが別れのシーンを演じた時に、監督の要望でジョセフに足をつかまれたソニアが、重心を失い地面に倒れ込む場面を撮影したそうだ。

 「1本の箸のように体をぴんと伸ばして、石作りの路上に倒れました」と状況を説明したソニアだったが、骨盤から落とすように倒れて2週間ほど痛みを引きずっていたという。心配する夫をよそに、本人はプロの女優魂を貫いた。お腹の子どもに影響は無く、順調に育っているそうだ。売れっ子だけに、ドラマに映画に引っ張りだこのソニア。仕事に支障が出ないようにと妊娠を隠していたようだが、安定期に入り公表できた時には安心しただろう。ゆっくり休養し、出産と育児に励んで落ち着いてから復帰を果たしてほしいものだ。
(編集担当:饒波貴子)


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