複数の韓国メディアは7日、韓国の作家であるパク・ミンギュ氏が発表した作品「昼寝」が、日本の漫画である「黄昏流星群」とプロット(物語の筋書き)が似ていたたとし、8月から盗作疑惑が提起されていたが、韓国の月刊誌、「月刊中央9月号」で、同氏が評論家に宛てた釈明文を掲載し盗作したことを認めたと伝えた。

 記事によれば、同氏が2003年発表した長編作品である「サンミスーパースターズの最後のファンクラブ」が、韓国のインターネット小説である「逆さから見る韓国野球史」と類似していると評論家達から提起されたとのこと。
これが発端となり、2007年に発表した短編作品である「昼寝」は、日本の漫画の「黄昏流星群」と類似していたと盗作疑惑が8月に提起されていたと伝えた。

 盗作疑惑が提起された当初、同氏は「1人で洞窟に座り、完全な創造をしたといっても偶然の一致が起こりえる」と盗作疑惑を否定していたが、今回この釈明文を掲載したことにより盗作を認めたと報じた。

 同氏は、釈明文を通し、「明らかな盗用であり、非難されて当然だと思う」とし「当時、私は知的財産権に対する理解が不足している人間だった」と述べたほか、「ただし、アイデアがあって資料を探したのであり、アイデアそのものは小説から得たわけではない」と釈明したと伝えた。

 同氏は韓国で2003年、「第8回ハンギョレ文学賞」を受賞した人物としても知られている。

 この報道に対し、韓国のネットユーザーは「パク・ミンギュはそれでも良心的だ。いまだに、盗作してないと主張する作家もいる」「彼の作品の中で1番面白かったのだけど・・・その後の作品はだんだんおもしろくなくなったよね」「国自体がパクリなのに」などのコメントが寄せられた。(編集担当:木村友乃)(イメージ写真提供:123RF)


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