中国メディアの易発達新聞はこのほど、「真面目すぎる日本人、インドのおじさんに学ぶべきだよ!」と題する文章を掲載した。筆者は日本人の真面目な性格を高く評価した上で、最近になり知ったインド人が日本人とは全く異なることに驚き、日本人はもっと「鈍感力」を持った方がよいと主張した。


 インド人の性格が日本人と「正反対」と痛感したのは、インドを旅行した際という。インドでの会話は、英語を使うことになる。英語の上手な人はもちろん多いが、記事によると、英語が苦手でもインド人は、自分の間違いを気にしない。とにかく、どんどん話す。

 「them」とすべきところを、すべて「he」として、平気で話しつづける人がいた。否定の「not」も入れないことがあるので、聞いている方は混乱する。主語の位置がおかしいのはしょっちゅう。それでもなんとか会話は成立する。

 文章は、インド人の「相手に伝えよう」という情熱を高く評価。混乱気味で進む会話だが不愉快になることはなく、いい加減な英語でも臆面なく話すインド人には、一種の「吸引力」さえ感じると言う。そして、一生懸命に自分の考えを伝えようとしたインド人には、よいイメージが残ることになると主張した。

 筆者は次に、日本人の英会話に思いを巡らせた。
特に得意な人でないかぎり、日本人は「正確な英語を話そう」ということにとらわれすぎてしまう。会話しながらも「しまった。今の英語は間違っていた」と反省しきり。あまりにも真面目すぎるので失敗を恐れ、結局は、言葉数がどんどん少なくなっていくと指摘した。

 文章は、正式なビジネスの会話でもないかぎり、「おしゃべりで、文法の正しさは些末なこと」と指摘し、せっかくの交流の機会なのに、文法の正確さにこだわるあまり、意思疎通ができなくなってしまうのは「本末転倒」と批判した。

 文章は、インド人を「面の皮が厚い」、「鈍感力にあふれている」と評した。そして「日本人は真面目すぎる。インド人の鈍感力が加われば、日本人は世界最強のはず」と力説した。そして最後に、日本人に対して「インドのおじさんと、おしゃべりしてみると良いですよ」とつけ加えた。


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◆解説◆
 「よけいお世話」と言いたくなる人もあるだろうが、同記事の背景には日本人への「リスペクト」と「好感」があることには留意したい。

 また、中国人の対インド感情は一般にはよくなく、中印間の問題が発生した際に、インターネットに「インド人は劣悪な人種」などと、「ヘイトスピーチ」に類する書き込みが殺到することもある。上記記事からは、インド人に対する好感も読み取ることができる。
(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)


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