中国メディア・今日頭条は14日、「トヨタの自動変速機を空けたら、修理工ですら目が回った」とする記事を掲載した。記事は、このほど修理工場に「自動変速機がおかしくなった」という自動車がやって来たと紹介。自動車は2012年式のトヨタ・カムリで、走行距離は36万キロメートル、症状は「アクセルをいっぱいに踏んでも時速80キロメートルまでしか出ない」というもので、オートマフルードは交換済みだったと説明した。
そのうえで、原因が分からない修理工は変速機を分解することを決定。開けてみるとありとあらゆる部品が詰まっており、その部品の多くは名前すら分からないものだった。それでもすべての部品を取り外して見ると、ネジが皿一杯になってしまったという。
記事は、修理工が長時間検査を行ったものの、その機構があまりにも複雑なために問題の出所を見つけることができなかったと説明。大きな工場に持って行って修理することも可能だが、その費用や価値を考えると全体を交換した方がましであると判断し、ドライバーと協議のうえで交換を決定したと伝えている。
記事を見たネットユーザーからは、日本製品の技術力の高さに敬服するコメントと同時に、中国の機械修理レベルの低さを指摘する意見も。この修理工が最終的にちゃんと変速機を組み立てられたのか、と心配するユーザーが複数いた。
「モノを作る技術」もさることながら、同時に「モノを直す」ことの大切さについても考えなければならない。
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