日本の伝統衣装、和服。今の時代は冠婚葬祭などの特別な日に着るケースがほとんどであり、日常を和服で過ごす人は少ない。
しかし、時々街中で颯爽と和服を着こなした人に出くわすと、思わずじっと見てしまう。和服姿には、洋服では出すことのできない色気があるのだ。

 中国メディア・捜狐は17日、和服の女性が色っぽく見える理由について「隠す」と「露わにする」というキーワードから紹介する記事を掲載した。記事は、今の日本においてなおも多くの女性が和服を着たがり、特に若い女性にその傾向が強いとしたうえで、その要因を分析している。

 まずは「隠す」という点についてだ。ゆったりとした和服はボディラインを包み隠すゆえ、自身が悩むコンプレックスな部分を他人に知られないで済むと説明。「この手はわれわれ中国人も使っていた」とし、かつて男女が結婚する際、男子は初夜を済ませて後戻りができなくなって初めて花嫁の顔に掛けられた赤布を開けることができたと紹介した。

 次に「露わにする」点について言及。すなわち、女性のセクシーな部位を「節度をもってあえて露出する」ことであるとした。日本の男性は、特に女性のうなじに酔心する傾向にあるため、和服はうなじを上手く露出させる事が考えられたデザインになっていると説明。そのセクシーさは「男性を虜にする一方で、決して遊女っぽさは帯びない」ものであるとしている。

 記事曰く、日本女性の色っぽさを際立たせるために考え抜かれたデザインである日本の女性用の着物。
それゆえ、うまく着付けができなければ色っぽく見えないばかりか、逆に下品に見えてしまうシビアさを持つから難しい。ところで、記事は女性のうなじに美しさを感じるのは日本人ぐらいなものであり、「変態的だ」と称している。中国を含む諸外国の男性は、和服女性のうなじを見ても、なんとも思わないのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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