記事によれば、この中国人技術者が感じた日本人の短所の1つは仕事の効率が悪いという点だ。
日本人は確かに仕事に真面目に取り組み、毎日残業もしているとしながらも、「その効率の悪さから、残業代を稼ぐためにわざとだらだらと仕事しているのではないかと感じるほどだった」と論じた。
また記事は、日本人は「責任を負いたがらず、不平不満や愚痴が多い」とし、日本人は確かに団結力があるが、それは責任を負わない者同士で固まっているだけと主張。個人で責任を負いたがらず、集団で責任を分散させたがる点は中国人や欧米人と異なる点だと主張したほか、責任を負わない者同士で固まっている日本人の団結はリーダーシップにかけるため、何らかの問題が起きた時に右往左往する傾向にあると主張した。
また記事は、中国人の多くは「日本人は非常に勤勉だと認識しており、自分も日本出張まではそう思っていた」と主張する一方、日本人と一緒に働いてみてその考えは一変したと主張しており、このままでは「日本が失われた20年から目を覚ましたときには、すでに日本は開発途上国に成り下がっているかもしれない」と論じた。
記事は、日本人の仕事の効率が悪いと主張しているが、確かに日本の労働生産性は非常に低いのが現状だ。日本生産性本部によれば、日本の労働生産性は主要7カ国のうち最低の水準にあり、急激な成長を続ける中国で働く中国人から見ると「日本人の仕事は遅い」と見えてしまうのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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