中国メディア・今日頭条は11日、「日本の奇妙な飲食習慣」を紹介する記事を掲載した。記事は、中国人の習慣から考えて奇妙に思える、日本での飲食にまつわる習慣を5つ紹介している。1つ目は「飲食店で氷入りの冷たい水が供される」点だ。日本人は加熱していない水をおいしいと感じる習慣があるとしたほか、「ぬるい水を出すのは客に対して失礼であり、出すならば熱々のお茶か冷たい水となる」と説明した。
2点目は、麺を食べるときに音を立てる件だ。3点目は「味噌汁を飲むときにレンゲやスプーンを使わない」点。これはなかなか興味深い。「彼らは、ラーメンのスープはレンゲを使って飲むのに、味噌汁ではレンゲを使わないのだ。だから、出てきた味噌汁にレンゲが付いてなくても驚いてはいけない」という紹介の仕方からは、かなりの驚きぶりを感じられる。
4点目は「食べきれなかったものをお持ち帰りすることができない」こと。「打包」(ダーバオ)と言えば店員がビニール袋や発泡スチロールを持って来るのが当たり前、という中国らしい「違和感」である。
中華スープならば具がたくさん入ったものでもレンゲですくって食べる。しかし、味噌汁にレンゲやスプーンは基本的に使わない。「お箸で食べる」ステーキやパスタの客受けがいい。現代の日本人はもちろんスプーンやフォークも使いこなすが、基本的に日本の食は「箸一膳で全てが食べられる」ようにできているのだ。この点は、同じ東アジアで箸文化を持つ中国や韓国と大きく異なるのである。
今日頭条には12日、たまたま日本の味噌汁に関する別の記事が掲載された。その写真には、味噌汁が盛られた陶器のお碗の中にレンゲがささっている。なるほど、これはかなりの違和感だ。
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