日本では数年前から「マステ」ブームが続いている。もともと工業用で無味乾燥だったマスキングテープがアートと邂逅し、多種多様なデザインのテープが発売されるようになった。
中国のネット上でも、日本のアート文化、文具文化の一例としてしばしば紹介されている。

 中国メディア・今日頭条は28日、「日本のネット上で神秘的なマステが注目を集めている」とする記事を掲載した。記事は、日本のある企業が発売しているユニークなマステを紹介している。それは謎めいた図形の上に「封印」と書かれたマステだ。

 パッケージに「公共の設備に張り付けたり、いたずらに使わないでください」と書かれていることを伝えるとともに、日本のネットユーザーによる使用例を紹介。他人に奪われたくない食べ物や飲み物をはじめとする様々なものが「封印」される様子に、「封印マステの破壊力がものすごく大きい」と評している。

 記事はまた、ぐるぐる巻きに貼り付けると本物のお肉そっくりに見える肉マステや、魚マステ、おじさんマステ、まるでチェーンで縛ったかのように見えるチェーンマステ、1枚ずつめくれるタイプで自在にアレンジできる花や果物のマステなどを紹介した。そして「島国人(日本人)はとても幸せだと思う。こんなにたくさんのマステがあるなんて・・・。日本に行ったら買いまくるのを忘れないように!」としている。

 中国のネットユーザーからは「封印マステが欲しい!」、「ありがとう、すぐにネット通販でポチったわ」、「マステの沼にハマったら出て来られなくなるんだよね」といったコメントが寄せられた。封印マステは中国人にも好評のようだ。
また「どうして日本の文具はこんなにシャレているの、なぜなの」との声もあった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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