では、日本人のどんなところが「バカを装っている」のだろうか。記事によれば、例えば、日本人はすでに知っていることであっても、まるで初めて聞くかのように熱心に聞くところだという。確かにこれは多くの日本人が往々にして取っている対応ではないだろうか。
記事は日本社会について、賢い人への風当たりが強く、賢さを隠して生きなければならないと表現。「器用貧乏」という言葉が日本にあるのは、大人でも子供でも賢くて器用な人は損をし、朴訥としていてまじめな人のほうが愛される社会だからだとした。出る杭は打たれる社会とも言えるが、中国ではむしろ付け焼刃でも簡単に良い結果を出す人が評価されるという。
それにしても、なぜ日本の賢い人は「バカを装う」のだろうか。記事はまず、協調を重んじる日本の国民性は農耕民族だったためと指摘。そのうえ、近年では「空気を読む」文化により顕著になり、中国人のように自分の意見や賢さを前面に出すと「自己中」、「発達障害」と言われ浮いてしまったりいじめられたりするため、皆が「バカで朴訥とした謙虚な人」になりたがると分析した。
記事では、この日本人流の「処世術」を肯定はしていないものの、相手の気分を良くさせて、自分を受け入れてもらうのには簡単な方法ではあると結んだ。日本人の謙虚さが「バカを装う」と思われているというのは興味深い点で、考え方の違いを感じさせる。
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