記事は「奈良は、とても古い文化都市である。ここには多くの歴史的な文化や神社がある。そして、日本の文明発祥の地であるとともに、中国を最も強く模倣した場所でもある。1300年経っても、長安を模した街の配置はほとんど変わっていないのだ」とした。
また、「かつて都だった奈良は、やがて政治上では重視されなくなったが、非常に重要な宗教都市とみなされた。ここには古代の建築は非常に多く、東大寺大仏殿は世界最大級の木造建築だ。かつての長安の都を完全に模したことから、中国人の多くは奈良に特別な感情を抱くのである」と説明している。
そして、奈良が中国の古都をより想起させるもう1つの理由は、「街じゅういたるところに漢字が書かれていること」だ。記事は現地の案内標識や店看板などにたくさんの漢字が書かれている写真を紹介したうえで「非常に分かりやすく、道に迷う必要もない」と評価している。また「ここには高層ビルがなく、みんな低階層の住居ばかりだが、とても感じるものがある」と伝えた。
実際、日本語としての漢字の羅列がどれほど中国人に正しく意味を伝えられるかは分からない。しかし、漢字が並んでいるというところに中国の人びとは非常に大きな親近感を覚えることは間違いないようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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