先日、韓国のドラマ「この人生は初めてなので」が、日本で昨年大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に酷似しているという指摘がネット上で話題になった。韓国のドラマやアニメ作品にはこれまでにも「日本のパクリ」の嫌疑がかけられたものが少なくない。
一方で、日本ドラマの正式な韓国リメイク版が制作される作品もある。

 以前、日本でやはり大ヒットしたドラマ「JIN-仁-」がその好例だが、中国メディア・今日頭条は9日、「韓国のリメイク版よりも、やっぱり日本版のほうが見ごたえがある」とする記事を掲載した。

 記事は同作品について「日本のマンガを原作とした、医学、そして、タイムスリップをテーマにしたドラマで、主役の大沢たかおのほか、綾瀬はるか、中谷美紀らが出演している」と紹介。もともと大学附属病院の脳外科医だった南方仁が時空を超えて幕末の日本にタイムスリップし、病気の患者を救っていくうちに時代の大波に巻き込まれていくストーリーであるとした。

 そして「まず、主役の大沢たかおに味がある。ものすごいイケメンというわけではないが、見ていて感じが良い。また、われらが綾瀬はるかは言うまでもない。スタイル抜群だし、演技も申し分ない。そして、一番大きいのは、中谷美紀の演技がとても美しく趣があるという点だ」と評している。

 日本版は2009年に第1期、2011年に第2期が放送されて平均視聴率約20%の大ヒット作となった。その人気は中国や韓国にも伝わり、韓国で12年に過去と現在の設定をそれぞれ韓国に改めたリメイク作品「Dr.JIN」が放送された。

 両方の作品を見たと思われる中国のネットユーザーからは「日本版の方がいい。
韓国版も見たが、これでもかというほど話を引っ張っていた」、「韓国版も期待していたのだけど、ちょっと見ただけでもう見なくなってしまった」、「日本のほうが良いのは当然。だって綾瀬はるかが出てるんだから」といったコメントを寄せている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)



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