記事は「マラソンが好きな人であれば、日本の『箱根駅伝』について聞いたことがあるかもしれない。1920年に始まった、日本で最も有名な長距離走の大会であるとともに、新年の一大イベントになっている」と紹介。「この駅伝大会のタフさは変態レベルだ。2日間かけて1チーム10人が計217キロメートルの10区間をリレーし、戦術と体力、そして、メンタルの戦いが繰り広げられる」と説明している。
そのうえで、今年4連覇を達成した青山学院大学が昨年優勝した際のメンバーの1万メートルのベストタイムと、中国で行われた全国的な陸上大会の1万メートル決勝の成績を比較する試みが中国のネット上で行われ、その結果を紹介した。
青山学院大のメンバーは、補欠の6人を含めた16人すべてが30分以内のタイムで、中でもエース格だった一色恭志(当時4年)は28分23秒、田村和希(同3年)は28分18秒というベストタイムになっている。かたや、昨年5月に中国で行われた「全国陸上グランプリシリーズ・太原ラウンド」の男子1万メートル決勝で優勝した選手のタイムは30分13秒で、30分を切る選手は1人もいなかった。
記事は、「現在中国では、大学100マイルリレー大会が社会や各界から重視され始めているが、100年近い歴史を持つ箱根駅伝と比べればとても長い道のりである。長距離文化、大会の制度、選手の育成といった点で、努力して追いつかなければならない」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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