記事はまず「人の興奮、落ち着き、喜び、悲しみを読み取れる人工知能システム」として、村田製作所が開発した「NAONA」を紹介。「職場や公共スペースなど、人が密集する場所の雰囲気や盛り上がり、人の親密度などを可視化するシステムで、センサーを通じて赤、緑、黄、青の図形で興奮、落ち着き、喜び、悲しみを示す。自動巡回や問題の早期発見といった用途があるという」とした。
続いては、リアルな人間に近い風貌を持つ、若い女性型ロボットだ。「大阪大学の石黒浩氏が創造したヒューマノイドのEricaは、人と対話ができるほか、顔認識技術や赤外線センサーにより、人を見分けることが可能だ。また、顔の各部位、首、肩、腰を動かすことができる」と説明している。
また、「読心術」を心得たAIシステムとして、CACがこのほどリリースした「心Sensor」を紹介。映像内の人物の顔にある34カ所のポイントの動きから、7種類の感情値、21種類の表情値などを算出するとし、データは企業による顧客満足度などの社会調査に活用することができると伝えた。
記事はさらに、ソニーが久しぶりに開発した人工知能搭載犬型ロボットで、カメラやセンサーを通じて周囲の状況を把握して次の行動を決定する、クラウドコンピューティングの技術を利用して成長させるといった機能を持つAIBO、また、オムロンが開発した、毎秒80回の速度で相手の位置や球の回転度、速度を計算して正確に球を打ち返す卓球練習ロボットなどを紹介している。
これから先、人工知能はますます既存の概念では奇抜と思えるような使い道が増えていくとともに、日常生活においてますます身近なものに変わっていくことだろう。科学技術の進歩は、「奇抜」を「当たり前」に変えていくプロセスなのである。
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