中国の市場は一般的にあまり清潔ではなく、食材も梱包されないまま販売されているなど、衛生面は少々心配なところがあるのだが、中国メディアの快資訊は23日、「日本の築地市場は世界最大級の市場であると同時に、その清潔さは中国人旅行客にとって予想を大きく上回っていた」と紹介する記事を掲載した。
近年日本の築地市場は中国人旅行客を魅了する人気の観光地となっている。膨大な量の水産物が取引される世界最大の海鮮市場を食に対する関心の高い中国人が放っておくはずがない。また、市場は中国人にとって身近な場所なだけに、中国の市場との違いを目の当たりをにして驚きを感じるようだ。
中国の市場は雑然として清潔感に欠けるので、活気はあるが旅行客が訪れたいと思う場所ではない。それで築地市場を訪れたことのない中国人にとっては「世界最大の海鮮市場が清潔であるとは想像できない」そうで、実際に訪れた中国人は「ここが海鮮市場なんて信じられない」と口にするのだという。
確かに日本では魚貝類を生で食べる習慣があるので、加工する際にはより清潔さが求められ、流通の際には鮮度だけでなく衛生環境も重視される。一方中国の市場では新鮮な物も存在するが、まな板や包丁のほか、市場内で使われている水は決して衛生的とは言い難いのが現状だ。
それゆえ日本の市場で購入した刺身を、その場で口に運ぶことができるほどに衛生管理がしっかり行われていて、食の安全も信用できるというのは中国の市場ではありえないことなのだ。2020年の東京五輪に向け、築地市場は豊洲に移転することが決定しているが、記事は「築地に市場があるうちに、中国人は一度は訪れてみるべきだ」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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