中国メディア・今日頭条は2日、「日本の街はどうしてこんなにきれいなのか」とする記事を掲載した。

 記事は「観光客が多い場所は衛生環境を保つのがなかなか難しく、しばしばあまり衛生観念のない人によって環境が破壊されるのだが、日本では観光客がたくさんいるのに街がとてもきれいである」と紹介した。


 そのうえで「実際に日本を訪れた中国人観光客は、確かにうわさどおり日本の街はきれいだったと語る。では、街に清掃員がいないにも関わらず、どうしてあまりゴミが落ちていないのだろうか」としている。

 そして、同じような疑問を中国人同様にインド人観光客も抱いていると説明。中国やインドの街の衛生環境が日本と違う大きな点が「みんなが個人の衛生問題を街で解決しようとすること」にあると伝えた。日本では公共のスペースを清潔に保つべく、市民が自覚を持ってゴミを持ち帰るが、中国やインドではプライベートな空間をきれいに保つために、公共の場にゴミを捨てて帰るということのようだ。

 記事はさらに、日本の街が清潔さを保てる理由として「小さなころから衛生観念を育むことが重視されている日本の教育制度」「みだりにポイ捨てをしたり、街の衛生を汚すような行為をすれば厳しいペナルティが科せられること」の2点を挙げており、特に後者について「日本の清潔さは、自発的なものではなく、そうすることを迫られている結果なのだ」と解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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