サッカー日本代表はロシアで開催されているワールドカップで2大会ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めた。1次リーグ最終戦でポーランドに敗れたものの、日本は勝ち点、得失点差、総得点数で並んだセネガルをフェアプレーポイントで上回り、薄氷を履む1次リーグ突破を決めた。


 ポーランド戦の試合終盤、別会場で行われていたセネガルがコロンビアに先制され、フェアプレーポイントの差で暫定2位に浮上すると、日本代表は逃げ切るための戦術に切り替え、パス回しに終始した。最終的にはこの戦術が成功した形となったが、中国では戦術の成否のみならず、その戦いぶりについて賛否両論となった。現状では、批判の声の方が多いように見受けられる。

 中国メディアの快資訊は29日、日本代表の戦いぶりが世界的な議論を巻き起こしたとし、日本は1次リーグを突破することができたが、「その醜いパフォーマンスがスタジアムのサポーターたちのブーイングを招いた」と伝えている。

 記事は、日本を除いたアジアの出場国が1次リーグで敗退するなか、「日本代表はアジア唯一の希望だった」と指摘する一方、自分たちの命運をコロンビアとセネガルの戦いに託すという他力本願の戦いを見せたと指摘し、これを「非常に醜い戦いぶり」だったと批判。最終的には決勝トーナメント進出に成功したが、日本代表は「メンツを失った」と論じた。

 また別の記事でも、日本はワールドカップのルールを利用したに過ぎないが、「スポーツマンシップに背き、サッカーファンを裏切る行為だったのではないか」と主張。また、日本の戦術は日本人サポーターたちの間ですら賛否両論であることを伝え、「サポーターの期待も裏切った」と主張、やはり「日本代表は醜かった」と伝えている。

 中国ネット上では「決勝トーナメント進出の可能性が高い戦術で賭けに出て、その賭けに勝った」などと評価する声も存在するが、やはり試合終盤に「自力での1次リーグ突破を放棄した」戦いを見せたことを批判する声が多く見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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