記事は、中国の著名飲料水ブランド「農夫山泉」が昨年発表した広告に、日本の87歳の男性が選ばれたと紹介。
そして、水と米を鍋に入れれば簡単に炊けると思いがちな炊飯が、本当においしいものを作ろうとすると実は非常に難しくなるとしたうえで「この飯炊き仙人は一生をその研究に費やし、お米を炊く水から米の研ぎ方、そしてお米の量まで非常にこだわりを持っている」と説明した。
そのうえで、「きっと多くの人は信じられないと思うが、この男性が経営する小さな食堂ではおかずはあくまで脇役であり、多くの客がたった1杯の米飯を食べたいがために長い行列に並ぶのだ」と紹介。炊飯に適した水にこだわり続ける精神に加え、中国を訪れた際に飯炊きに合う水を探すべくさまざまな水を試した結果、最終的に「農夫山泉」の水を選んだことから、男性が広告に出演するきっかけになったと伝えている。
「おかずが脇役になる」と記事は紹介しているが、まさに日本の「銀シャリ」はそれ自体が食事の主役になれるほどの深い味わいを持っている。その一粒一粒に込められているのは、改良を重ね続けてきた科学者や農家の研鑽、そして研ぎ方や水の量、火加減など様々な要素について試行錯誤を繰り返してきた「飯炊き職人」の努力なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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