記事は、「中国は砂漠を多く抱える国の1つだ。中国で7番目の砂漠である内モンゴル自治区・クブチ砂漠の中に、恩格貝生態観光区という風景スポットがある。このスポットは日本人が『創造』したものだというと、多くの人が耳を疑う」とした。
そして、日本の砂漠緑化の専門家である遠山正瑛氏が1989年に現地を訪れて以降、多くのボランティアを伴ってこの地の緑化に精力を注いだことを紹介。「遠山氏たちの弛みない努力により砂漠緑化は一定の成果を挙げた。資金が不足すると、遠山氏は自らの不動産を売ってまで資金を確保したほか、彼の呼びかけに応じて非常に多くの日本人が自腹で内モンゴルまでやってきて植樹作業に参加したのだ」と伝えている。
さらに、遠山氏は97歳まで同砂漠で植樹活動を続けて300万本の木を植えたとし、荒涼とした砂漠は奇跡的に緑を取り戻したと説明。2004年2月に遠山氏は死去したが、その後も多くの外国人によってその遺志が継がれ、なおも砂漠緑化のための植樹活動が行われているとした。
記事は「恩格貝生態観光区は、日本人である遠山氏が創造したものだと言える」とする一方で、09年に国の4A級観光地に選ばれると、現地の人たちは80元もの入場料を取り始めたと指摘。「遠路はるばるやってきた日本人が私財を投げ打ち植え続けた樹木が大きく育ったことが尊敬に値するのに対し、現地政府が入場料を取り始めたというは、本当に言葉にならない・・・」とし、努力の結晶を金儲けの手段と捉える考え方を批判した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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