近年多くの中国人が日本を訪れるようになり、日本についての理解が深まっているが、記事は「日本は物価が高い国」であると紹介し、「日本で100元で何ができるだろうか」と疑問を提起した。
続けて、日本の観光地で販売されているものの価格を紹介。たとえば、ちょっとした軽食でも300ー500円はするのが一般的で、2つも買えばすぐに100元もしてしまうと紹介する一方、中国の屋台で販売されている関東煮(中国風おでん)は100元あれば9本は購入できると紹介し、日本では100元では大してお腹いっぱいにならないと論じた。
また記事は、近年中国人観光客にも人気となっている「居酒屋」の価格を紹介している。日本の居酒屋では1人当たり3000円(約180元)ほど必要であると紹介し、中国であれば2-3人で食事ができる金額であるとした。ほかにもホテルの値段を紹介。日本では素泊まりでも4000円(約240元)ほど必要で、環境や部屋の広さにこだわれば1万2000円(約700元)ほど必要になってくると紹介している。中国で安いホテルに宿泊しようと思った場合、100元ほどで宿泊できることを考えたら、日本のホテルは「高い」と感じるだろう。
記事は「日本の物価は高いが、日本人の平均所得もそれなりに高い」と指摘。日本人の平均所得は中国人の約4倍だからだと指摘し、相対的に所得が低い中国人が日本に旅行に行くなら「お金を貯めていく必要がある」のはこういう理由のためだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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