記事はまず、日本人がいかに「風呂好き」であるかを紹介。11月26日を「風呂の日」に制定するほどで、多くの日本人は毎日風呂に入るが、記事は「入浴にはリスクもある」と紹介。2016年の統計では、風呂で溺死(できし)した人が5228人となり、交通事故死者数よりも多かったと伝えた。このうち9割が高齢者だったという。
この主な原因は「ヒートショック」にあるようだ。入浴時の急激な温度差は、心臓や血管に負担をかけ心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中などを引き起こす恐れがある。さらにはめまいや失神、動悸(どうき)といった症状は入浴中の溺死や転倒にもつながる。そのため、ヒートショックによる死因は溺死に限定されないものの、注意が必要なのは確かだ。
記事は、ある日本の番組で、ヒートショック対策として浴槽の温度を41度以下にし、つかる時間は10分以内、家族と同居しているなら見回ってもらう、風呂から急にあがらない、血圧が下がりやすい食事直後や飲食後の入浴を控えることなどが紹介されていたことを伝えた。
記事は結論として、「何事にも節度が必要だ」と主張。
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