長時間の空の旅における大きな楽しみの1つは、各航空会社によって異なる機内食だ。中国メディア・東方網は4日、「世界で最もおいしい機内食は日本の全日空で、わが四川航空も負けてしまう」とする記事を掲載した。


 記事は、「世界の各大手航空会社の機内食を比較してみると、評判が最も高いのは全日空の機内食だ。ステーキやフライドポテトが好きな欧米人も、日本の全日空の機内食を絶賛するのだ。そして、中国国内では人気が高い四川航空の機内食も、全日空の前では敗走せざるを得ないのである」とした。

 そのうえで、全日空の機内食が最も人気である理由について解説。「食事自体はあっさりしたものがメインになっているのだが、それでも乗客の食欲を大いに湧き立てる。まずは配色へのこだわりだ。日本は弁当大国であり、どのように色を組み合わせたら一層美しく見えるかが研究されている。それゆえ、機内食の蓋を開けた瞬間に食欲が出てくるのだ。そして、料理の盛り付けについてもよく考えられており、なるべく汁物を減らして食べ物どうしの味が混ざってしまうのを防いでいる」と説明した。

 記事によれば、味という点で言えば全日空の機内食は「可もなく不可もない」とのことで、中国人にしてみれば本場の濃厚な四川料理テイストが味わえる四川航空の機内食に比べるとパッとしないという。しかし、欧米の機内食に比べると中国人から見てもやはり魅力的であり、その見た目の美しさも相まって、世界的に高い評判を得ているのだと記事は解説している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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