重要な原因は「年齢」だと記事は分析している。現在、儀隴県の主な労働力となっているのは農民工だが、統計によると、若年層から中年層は年間を通じて県外へ出稼ぎ労働に行くケースが多い。県外に出た場合の平均年収が約5万元(約80万円)であるのに対し、県内で就業した場合はわずか2~3万元(約30~50万円)しか稼げない現実があるためだ。
四川日報の取材によると、儀隴県の工場では40歳過ぎの労働者が主力であったのに対し、農村部の組織の労働者は平均年齢60歳以上。シニア層は農村部に留まっている状況がうかがえる。ある工場の人事担当者は、「年を取ると手足が機敏でなくなる」ため、「退職年齢に達した老人を雇うとなると、気にする取引先もいる」と話し、人手不足でも年配者の雇用が難しい現状を述べた。一方、農村部の組織は人手不足ではないが、人材不足であるという。関係者の一人は取材に対し、「専門的な技術を持つ人材や管理業務のできる人材を探しているが、一向に見つからない」という悩みを明かした。
労働者の高齢化は地方部で広く見られる現象で、その傾向は年々進んでいるという。この問題に対して中国の専門家は、「日本の埼玉県で調査を行った際、農業に従事している人の多くは70歳以上の老人だった」と紹介。
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