記事は、日本では天皇が変わるごとに「元号」も変更されてきたことを紹介する一方、天皇の生前退位は近年では例がないと紹介。「1人の天皇に対して1つの元号」という日本の規定に反することになってしまうため、政府は前もって「新元号」を発表することは避けたと紹介している。だが、国民の生活や各企業が準備する時間も必要であることを考慮に入れ、天皇が変わる5月1日の1カ月前に「新元号」が発表されることになっていると伝えた。
続けて、日本の元号がどのように決定されるかを紹介し、非常に多くの有識者によって何度も協議が重ねられて決定されると伝え、「日本人が新元号に非常に大きな関心を持っている」と分析している。では、「元号」が変わることによって日本人の生活にどのような影響が及ぶのだろうか。
記事は、「元号は日本人の生活に非常に大きな影響を与える」とし、だからこそ元号をめぐって騒動が起きているのだと主張。日本では様々な公的文書に元号が使用されているため、自治体によっては元号表記から西暦表記に変更しているところもあると紹介。また、カレンダーなどの印刷物のほか、企業や社会で広く使用されている情報システムでも元号変更に対応しなければならないとし、「元号」の変更は日本人の生活に大きな影響を与えることなのだと伝えた。
元号の変更は中国人の生活には影響を与えることはないが、日本の元号の変更をめぐる動きは中国でも広く報道されており、日本に対する中国人の関心の高さが見て取れる。4月1日に行われる新元号の発表後、中国を含め多くの海外のメディアが取り上げることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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