中国が疲弊していた１９６０年代、「日本はもうこんなに豊かだった」＝中国メディア (2019年3月28日)

近年、急激な成長を続けている中国。その成長のきっかけは１９７８年からの「改革開放」だ。改革開放政策が実施されるまでの中国経済は大躍進政策や文化大革命によって疲弊しきっていたが、中国は改革開放によって計画経済から市場経済へと舵を切り、対外開放政策を推し進め、見事に経済を飛躍させることに成功した。 中国メディアの今日頭条はこのほど、１９６０年代の日本を写真とともに紹介する記事を掲載し、６０年代の中国は文化大革命によって混乱状態にあった時代だったが、同時の日本はすでにカラーテレビが登場し、すでに新幹線も開通していたと驚きを示す記事を掲載した。 記事は、１９６０年代の日本はまさに「黄金期にあったと言っても過言ではない」とし、カラーテレビや洗濯機が普及し始め、人びとの生活が急激に豊かになった時代だったと紹介。１９６４年には東京五輪が開催され、同じ年には世界でもっとも先進的かつ世界初の高速鉄道として新幹線が開通したと紹介した。 さらに東京では路面電車が走り、道路には自動車が溢れていたと紹介したほか、日本の人びとはカラフルな洋服を着て豊かさを謳歌していたと強調。中国では１９５８年から６１年にかけて大躍進政策が推進され、さらに６６年から７６年にかけては文化大革命が起きたことで国内は大きく混乱し、経済も深刻な打撃を受けたと言われている。それだけに同じ時代の日本ではすでに豊かさを享受していたことが中国人にとっては大きな驚きであったようだ。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）【関連記事】日本で「散髪」した中国人が「感動しきり」だった理由とは＝中国メディア中国から地下鉄車両を購入したインド、インド国民はどう思ってる？＝中国メディア日本からの帰国を選択する中国人が増加中？ それはなぜ？ ＝中国メディアなぜ東南アジアの人びとは反日でないのか「ミャンマー人が日本を憎んでいない理由」＝中国中国高速鉄道の弁当に「ため息」、日本の駅弁を見た後なら「なおさら」＝中国メディア

中国が疲弊していた１９６０年代、「日本はもうこんなに豊かだった」＝中国メディア

トピックス

中国ニュースランキング

このカテゴリーについて