記事は、カナダ保健省が今年4月15日に、ニキビクリーム、目薬、洗眼液などの製品に関する注意喚起情報を発表したと紹介。
そのうえで、これらの目薬はアリババや京東など中国のECサイトで非常に多く売れているが、各サイトではカナダ政府の措置に連動した動きはみられていないとした。そして、アリババの関係者が「製品は日本から輸入されており、日本の厚生労働省の認証や薬事法の基準に適合している。国によって管理基準は異なるため、随時中国の関係当局の通知に注視し、対処していく」とコメントしたことを伝えている。
記事によれば、その他のECプラットフォームもアリババと同様、中国当局の動向に注意を払い、相応のアクションをとる姿勢のようだ。
記事は、中国の専門家が日本の市販目薬について「非処方約であり、説明書にある使用上限回数をしっかり守っていれば、身体にそれほど大きな影響は与えない」との見解を示すと同時に、健康な状態において長期的な使用には適しておらず、使い過ぎれば依存が生じ、眼球の血管の弾性に影響を及ぼしたり、結膜の血管調整能力が悪化して角膜の損傷を引き起こす可能性があると呼びかけていることを紹介した。
日本から取り寄せた市販の目薬を過剰使用したことで目に違和感を訴える中国の消費者はこれまでにもしばしば出現している。「とにかく使えば効く」という盲目的な「信仰」から、医薬品の理性的な使用への転換が求められる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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