中国メディア・東方網は6月30日、中国の子どもたちに愛されている日本の飲料として、日本のヤクルトを紹介する記事を掲載した。

 記事は、生活レベルの高まりとともに人びとはますます物質的な豊かさを享受するようになり、飲食の嗜好にも多様化が見られていると紹介。
従来から広く飲用されているお茶以外に、飲み物の種類もますます豊かになっており、外国から入ってきた飲み物も親しまれるようになったとした。

 そのうえで、中国の子どもたちに喜ばれている飲み物として米国のコカ・コーラ、タイのレッドブルとともに日本のヤクルトを挙げている。

 まず、コカ・コーラについては100年の歴史を持ち、今や世界各地に工場と販売拠点を持っていると紹介。砂糖たっぷりの炭酸飲料の飲み過ぎは体に良くないと言われつつも、それでも刺激を求める若者を中心に中国でも広く愛されていると伝えた。

 続いては、レッドブルだ。実はタイが発祥のエナジードリンクであるということはあまり知られておらず、中国で生まれた「紅牛」という飲み物であると認識している人が少なくないとした。そして、特に夜更かしをする人に愛されており、その味もなかなかのものであることから、中国のエナジードリンク市場の巨頭といえる存在だと紹介している。

 そして最後に、日本が誇る乳酸菌飲料のヤクルトについては「甘酸っぱい味わいは男子も女子も大好き」であると説明するとともに、乳酸菌飲料が人体の消化機能を促進すると言われ、乳酸菌飲料を飲むによる健康増進がトレンドになっていることで、中国市場においてさらに人気を集めていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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